週末のこと。
先日、Jリーグの鳥栖対浦和を観てきた。
鳥栖といえば万年J2の地方クラブ。J1に存在していること自体が珍しいチームである。
一方の浦和といえば、いわゆるビッククラブ。ここ何年かは調子が良くなかったが、今シーズンは割とよい成績を残している。
両者には、クラブの規模・実績・サポーターの数・選手年俸・運営費等、数えればきりがないくらい多くの事で、大きな差がある。
そんな両者が対戦するのだから、自分は当然浦和が勝利するだろうと思っていた。鳥栖サポーターも半分くらいはそう思っていたかもしれない・・・。
しかし、結果は違っていた。予想に反しての鳥栖の勝利。
自分はサッカーの専門家でもないし、経験もないので細かい試合内容や分析は省略するが、鳥栖の勝因は試合を観ていてすぐにわかった。
それは「やれることをやる。」ということである。それも愚直なままに。
鳥栖は自分たちがやれることを、ただひたすらやっていた。それで勝負をしていた。
一方の浦和はというと、技術的には優位にありながらも、どこか「うまくやろう」とし過ぎて、不完全燃焼な感じがしてならなかった。
話は飛躍してしまうが、鳥栖のような「やれることをやる」という考え方は、サッカーだけじゃなく、日常生活でも大切なような気がしたこの週末だった。